こんばんは。
木更津のフィットネスインストラクター稲葉和美です。私のブログをご覧いただきありがとうございます。
私はピラティスのクラスの指導をさせていただいています、初めてピラティスをする方には時間をかけて呼吸の指導をします。理由は普段の呼吸と違うこと、深い呼吸はこうなんですよ!って言うのを理解して欲しいからです。
そこで今日はこの話題
目次
【ピラティスの呼吸と普段の呼吸、どう違うの?】

身体のバランスを取るために正しい呼吸を欠かすことはできません。
ピラティスは身体に酸素をたっぷりと送り込み、心身をすっきりさせるエクササイズだといわれています。
呼吸は全身に酸素を送って代謝を高めるととともに、心臓や血管を鍛える役割を担っています。
疲れているときや落ち着かないときにおこなう深呼吸。
これは身体に酸素を取り込んで身体をリラックスさせることが目的です。
酸素を取り込むための深い呼吸は脳を刺激して活性化させる効果があります。
ストレスを解消するためにもいいでしょう。
ピラティスでも呼吸の効果を重要なものと考えています。
ピラティスは深くゆっくりとした呼吸でおこなうエクササイズ。
心身のバランスをとるためにも良いと考えられています。
1.呼吸による影響とピラティス

呼吸は身体に必要な酸素を取り入れて二酸化炭素を排出する働きです。
普段私たちは無意識に呼吸しています。
しかし、私たちの身体にとって酸素を取り込むということは重要な意味があることを知っていますか?
① 血液をさらさらにしてくれる
ストレスが溜まったときや、身体にトラブルを抱えているとき、人の呼吸は浅くなります。
呼吸が浅い状態は当然十分な酸素を身体に取り込むことができません。
その結果、血中の酸素濃度が低下してドロドロの血流になってしまいます。
② 身体の代謝をすすめる
酸素が足りないと身体の代謝も低下します。
身体の老廃物が排出できず、様々なトラブルに発展するのです。
③ 自律神経を整える
呼吸することは自律神経を整えるためにも大切です。
リラックスするために必要なセロトニンも呼吸することで分泌されます。
正しい呼吸ができていないと様々な身体のトラブルを招きます。
ピラティスのような呼吸法に重点を置いたエクササイズで正しい呼吸方法を身につけましょう。
2.ピラティスの呼吸法をやってみよう
ピラティスで重要視している呼吸法。
実際にどのような呼吸なのかやってみましょう。
はじめにピラティスの基本姿勢であるニュートラルポジションを身につけましょう。
足は腰幅に開いて立ちます。お腹に力を入れます。おへそから指3本下の丹田とよばれるところです。
腰がそりすぎず骨盤が真っ直ぐな状態を意識します。
肋骨を抱える、もしくは肋骨の一番下を触るようにして肋骨の動きを意識しながら呼吸をします。
① 息を吸う
ピラティスで息を吸うときは、鼻からゆっくりと空気を吸い込みます。
このとき胸部を広げるように意識しましょう。
鼻から息を吸って身体のコアに酸素を届けるようなイメージです。
② 息を吐く
息を吐き出すときは口から吐くようにします。
身体を空っぽにするように息を吐ききります。
ピラティスは胸式呼吸でおこないます。
腹式呼吸のようにお腹を膨らましません。
横隔膜を引き上げて、内臓を押し上げるように呼吸しましょう。
この呼吸法は気持ちを落ち着けるときにもおすすめです。
数分でおこなうことができるので、生活のすきま時間に取り入れてみてください。仰向けに寝てもOKです。
3.ピラティスの呼吸法とリラックス効果

呼吸は息を「吸う」動きと「吐く」動き、この二つの繰り返しでおこなわれています。
この息を吸う動きと吐く動きには、それぞれ別の働きがあることをご存知でしょうか。
息を吸うときに刺激されるのが交感神経。
身体の動きを活発化させる働きがあります。
一方、息を吐くときには副交感神経が刺激されます。
副交感神経は身体を和らげてリラックスさせる神経です。
人間の自律神経はこの二つの動きが繰り返されることで成り立ちます。
吸うことと、吐くことを繰り返すことでバランスをとるのも呼吸の役割のひとつです。
ピラティスとよく比較されるエクササイズにヨガがあります。
ヨガとピラティスの大きな違いが呼吸法。
ヨガはお腹を膨らませながら息を吸うことで副交感神経を刺激しておこないます。
リラックス状態でおこなうのがヨガの特徴です。
一方ピラティスは横隔膜を広げる胸式呼吸。
交感神経が活発になり筋肉や脳に刺激を与えておこなうのがピラティスの大きな特徴なのです。
4.まとめ
① ピラティスで呼吸は健康の基礎となる呼吸法を見直そう
健康的な身体を保つためには呼吸が大切。
呼吸することで代謝が活発化して脳の刺激にもなります。
ピラティスはゆっくり深く呼吸することで心身のバランスを整えると考えられています。
② 呼吸が私たちに与える影響とピラティス
呼吸は私たちが健康的な生活を送るために大切な役割を担っています。
ピラティスは呼吸法に着目したエクササイズ。
正しい呼吸法を身につけて身体に酸素をしっかり取り込みましょう。
③ ピラティスの呼吸法を実践してみましょう
ピラティスの呼吸法の基本は深くゆっくりと息をすること。
腹式呼吸のように腹部を膨らますのではなく、胸を広げてコアにたっぷりの酸素を送り込むようにイメージしましょう。
④ ピラティスの呼吸法とリラックス効果
ピラティスでおこなう胸式呼吸は横隔膜を広げて交感神経を刺激する呼吸法です。
息を吸って吐く運動を繰り返すことで自律神経を整えてバランスを取ることができるといわれています。
いかがですか?
普段の呼吸との違いがわかりましたか?
私はピラティスの呼吸で身体の免疫力が上がり花粉症がなおりました。すぐになおるものではありませんが、続けていると身体は変化しますよ!花粉症で苦しんでいるあなたにはぜひやってほしい呼吸方です。
ピラティスパーソナルクラスのですと、呼吸法もじっくりお伝えできますよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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